身体がだるくて…熱くて…仕事に手がつかない…。
頭に手をあて、そんなことを考えながらデスクにて仕事をしている美和子。
普段なら早く終わるのだが、今日に限ってペースがダウン。
文字を書くのも大変なぐらい、体調は悪かった。
背後の遠くから聞き慣れた声が聞こえてくる感じがした。
そんなのはただの空耳だろうと思った時、肩に手がポンと置かれ、ゾクッと何かが背中に走り…。
「ひぁっ?!」
と、ただ肩に手を置かれただけなのに甲高い変な声が美和子の口から出てしまった。
「何、変な声を出してるのよ。逆にこっちがびっくりしたじゃないー。」
声の主は親友の由美だった。
美和子の様子をあはははと腹を抱えながら笑うように言った。美和子はその態度に面白くなく、少々ふてくされた。
「な…なによ……。笑わないでよね、もうっ…。」
ふんっ…とそっぽを向く美和子。
「ちょ、ちょっと怒らないでよ、美和子。用事が会って来たんだから」
「用事…?」
「そうなの♪とーっても重大なのよ。
だからさ、ちょっと来てくれない?」
「え…。」
由美はにっこりとし、何かたくらみがあるような笑顔で誘う。
美和子はいったいなんなんだろう…と頭にハテナマークを浮かべ首を傾げ考えた。
きっと彼女の重大っていう用事は、どうせくだらないことだろうと…。
「ごめん、パスするわ」
「えぇーっ!!そんなこと言わないでよ……んもう、来なさい!!!」
「え…やだ…離してよ~」
由美に無理矢理ずるずると手を引かれ、そのままある場所に行くのであった。
2人が辿り着いた場所は、めったに人がこない薄暗い書類倉庫だった。
広い部屋にカツカツと靴音が響く。
「ねぇー、由美。こんなところに連れてきて、いったい……きゃあっ!!」
バタンとドアが閉まった途端、美和子は由美にいきなり抱きつかれた。
「ちょ…由美、いきなり抱きつかないで…ひぁ?!…やぁん…」
由美を自分から剥がそうとするが、抱きつかれただけなのに何故か身体中がだるくて全く力が入らなかった。
由美の手は美和子の胸にあった。鷲掴みし、服越しから揉む。
そして顔を美和子の首辺りにうずめ、チロリと舌先で彼女の首筋をなぞった。
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と、まぁ…こんな感じ(*^ω^*)
小説本も作ろうか考え中ですー。
お試しですが、感想などありましたらどうぞ~。
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